メイクで改善する

できてしまったほうれい線に対し、手っ取り早く目立たなくすることができるのが、「メイク」で隠す方法でしょう。根本的にほうれい線を消せる方法ではありませんが、基礎的な肌のお手入れとメイク法でほうれい線を薄くし、若々しい表情作りをしていくことは十分可能です。

メイク前の蒸しタオルで良質な土台作りを

メイクでほうれい線を目立たなくしていく前に、まずは基礎的なスキンケアでお肌の土台作りをしていきましょう。スキンケアでほうれい線を薄くしていくようにすれば、その後のメイクもより効果を発揮できるようになります。
おすすめは、蒸しタオルを使ったスキンケア。テレビなどでも紹介されていますが、42度のお湯で洗顔をすると、肌の内部でヒートショックプロテインが生じてコラーゲンが生成されるようになるのだそうです。コラーゲンが増えれば、ほうれい線の原因であるたるみの改善につながります。蒸しタオルを使った洗顔法ですが、まずは42度のお湯で優しく洗顔をおこなっていきます。続いて、42度のお湯であたためたタオルで顔全体を2分間ほど蒸していきます。洗顔後、たっぷりの化粧水や乳液で保湿ケアをおこなって終了です。

ほうれい線が目立たなくなるメイク方法

基礎のスキンケアが終わったら、いよいよメイク本番。
まずは下地を塗っていきますが、下地には毛穴カバー力があり肌の凹凸を滑らかにしてしわを目立たなくし、ファンデーションがしわに溜まるのも防ぐ効果が期待できます。下地を塗るときは、セミマットになるよう仕上げていきましょう。続いて、少し明るめのカラーのコンシーラーを使って、ほうれい線の陰を隠して目立たなくさせます。コンシーラーは数回に分けて少量づつ肌にのせ、指でたたくように肌になじませていきます。そしてファンデーションは、スポンジでとんとんとたたき込むようにして、ほうれい線の上にのせていきます。下地やファンデーションは、紫外線予防にUVカット効果のあるものを選びましょう。また、厚塗りはかえってほうれい線で出来た溝を目立たせてしまうので、注意してください。

上手なほうれい線メイク直しのコツは?

メイクの難点と言えば、時間とともに徐々に崩れてしまうことでしょう。まして口元はよく動かす場所でもあるので、メイク崩れがしやすいポイントです。こまめにチェックすることもキレイなメイクを1日中保つための秘訣。気にしすぎるのもよくありませんが、あまり放置しすぎないようにしましょう。それでもメイクが崩れてしまい、ほうれい線にファンデーションがよれてしまっていたら、メイク直しが必要です。だからといって、その上からさらにファンデーションを重ねてしまうと、厚塗りになってメイクはむしろ崩れやすくなってしまいます。メイク直しをするときは、まずティッシュなどでよれてしまった部分のファンデーションを、優しくオフしていきましょう。それから再びファンデーションを肌にのせ、スポンジでたたくようにうすく、丁寧に塗ってください。また、メイクの仕上げにパウダーをはたくと、メイク崩れを防ぐ役割をしてくれます。

ほうれい線治療が得意な
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