ボトックス注射

“ボトックス注射”ってどんな方法?

筋肉の働きを弱め、しわやたるみを改善する注射治療法

口元のたるみが軽度の場合には、「ボトックス注入」が適用されることがあります。

ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出されるたんぱく質の一種のことで、神経伝達物質「アセチルコリン」の伝わりを弱める作用があります。身体に注入すると、筋肉が緊張したりこわばったりしている部位を一時的に弱め、筋肉をゆるめた状態にできます。表情筋が衰え、加齢によって肌の弾力がなるとたるみが発生しますが、筋肉の動きを自然に抑制することで、しわやたるみの原因をなくす治療法です。皮膚のキメは細かくなり、ハリも出てくるという美肌効果もあります。

注射のため、わずか5分程度の治療で済み、効果は約4~6ヶ月持続します。2回目以降の注入は、初回よりも効果が持続する傾向があります。

安全性については、1997年4月に日本で眼瞼痙攣の治療薬として厚生労働省の認可され、ボツリヌス菌毒素が認められています。ただし、中国製や韓国製の原価が安いものから、厚生労働省が認可した『ボトックスビスタ』のように高い安全性が認められた薬が多くあります。クリニックを選ぶ際は、価格だけでなく、使用しているボトックスの種類までしっかり確認しましょう。

顔の表情をつかさどる大切な筋肉ですから、注入の場所や量を誤ると、かえって辛い思いをしてしまいます。ですので、注入するボトックスの種類と医師の腕がとても重要な治療です。

ボトックス注射の気になるポイント

価格相場

品質の違いや、量や範囲で異なりますが、王道のアラガン社ボトックスでの口元のたるみ治療でしたら、1~5万円程度が相場でしょう。

ダウンタイム

ダウンタイムはほぼありません。まれに腫れと内出血を起こすことがありますが、1~2週間程度で消失します。

痛み

予防接種程度の痛みを伴います。場合によっては表面麻酔を使うことも。

効果の持続

効果は即日~10日程度で現れ、4~6ヶ月程度持続します。2回目以上は持続効果が長くなると言われています。

安全性

ボツリヌス菌毒素は元々病気の治療に用いられていたもので、1997年には厚生労働省の認可を受け、2002年には米国食品医薬品局(FDA)がシワの治療効果を認可しています。ただし、ボツリヌス菌製剤にも種類が様々あり、韓国製や中国製を使用しているクリニックもありますので、多少料金が高くなっても、厚生労働省が認可したアラガン社製ボトックスや、FDAが認めている薬剤(イプセン社製のディスポートや、メルツ社製のゼオミンなど)を使用しているクリニックを選ぶことをおすすめします。

注意点

注入量が多いと、表情筋の動きを抑制しすぎて表情が乏しくなってしまう恐れがあります。口元のたるみボトックス注入の実績が豊富なドクターを厳選しましょう。

ボトックス注射の体験者の声

手術や整形は不安で『注射だけ』という気軽さが魅力でした。

30歳くらいから口元のたるみが気になっていたのですが、手術や整形には恐怖心があったので、簡単そうなボトックス注射を受けました。もし失敗しても半年くらいしか効果が続かないのが、逆に安心な気がしました。診察から施術完了までだいたい1時間くらい。痛みも腫れもほとんどなかったのに、1週間くらいたったら下がっていた口角が上がってきました。効果に感動です!

効果には満足!でも持続期間が…。二度目の治療、受ける?

二度目の治療を迷っています。たしかにボトックスは口元のたるみには効果があると思いましたが、すぐに効果がなくなってしまうので、たとえ安くてももったいないな~と思ってしまいます。手軽さはどの治療よりも勝るとは思いますが、一生続けるのなら、フェイスリフトなどで完全に治療してしまった方がおトクかなとも悩んでいます…。

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