フェイスリフト

“フェイスリフト”ってどんな方法?

たるみを直接引っ張り上げる、最もポピュラーなたるみ治療

たるみ治療の中でも、最もポピュラーで古典的な方法が「フェイスリフト」です。

たるみの原因となっている余分な皮膚を除去し、皮膚の層と緩んでしまっているSMAS層と呼ばれる筋肉の層を引っ張り上げるので、広範囲のしわとたるみを同時に解消することができます。口元のたるみ、口周りに深く刻まれてしまったしわ、ほうれい線にも効果的です。
フェイスリフトには、顔全体を引き上げる方法と、部分的に引き上げる方法がありますが、クリニックによってオリジナルの名前をつけた様々なフェイスリフトがありますので、手術内容や効果をしっかりと確認するようにしましょう。口元のたるみだけを解消するなら下顔面のみのフェイスリフトが適用されるでしょう。

フェイスリフトの特徴として、たるみシワが伸びるので効果を実感することができます。持続する効果も他の治療より長めです。

切開が前提のため、多少の傷跡が残る可能性もあります。手術ミスによって術後にも痛みや脱毛などの合併症を訴える患者さんの訴訟問題も話題になりました。高いたるみ改善効果の反面、医師の技術が重要です。失敗すると、能面のように表情のない顔になったり、強い腫れや痛み、突っ張り感がひかなかったり、肌がデコボコになったり、内出血が起こったり、さまざまな事例が報告されています。手術を受ける前に医師選びを検討するようにしましょう。

フェイスリフトの気になるポイント

価格相場

クリニックごとにオリジナルのフェイスリフトが展開されており、価格帯もかなり広め。治療範囲でも異なりますが、スタンダードな切開タイプのフェイスリフトでは50~100万円が目安でしょう。

ダウンタイム

むくみ、腫れ、内出血、突っ張り感が出ることがあります。通常であれば2週間程度で落ち着いていきます。

痛み

局所麻酔をして手術をしますので、手術中はほぼ痛みは感じません。切るタイプのフェイスリフトでは、約2週間で抜糸となり、それまでは痛みが続くため、痛み止めが処方されます。

効果の持続

皮膚や筋膜を直接引っ張り上げるため、一度手術を受ければ半永久的に効果が期待できます。

安全性

ごく稀に、傷口の炎症や感染が起こる場合があります。異変を感じた場合にはすぐに担当医の診察を受けましょう。また、突っ張り感や痛み、腫れが引かなかったり、脱毛したりする場合があり、そうした場合もすぐに医師の診察を受けてください。

注意点

ミニリフトは手軽ですが、皮膚表面だけをつり上げてもたるみは解消できないので、簡単さや手軽さをアピールされた場合はあまり効果は期待できません。医師の説明をじっくり聞くようにしましょう。

フェイスリフトの体験者の声

色々試したけれど、フェイスリフトで解決しました。

口の両側が垂れ下がり、老婆のようで、鏡を見るのもイヤでした。エステや化粧品などこだわってきましたが、納得いく効果は得られず。思い切ってフェイスリフトを受けました。1カ月ほど腫れや違和感が続き、もとに戻るか不安な日々でしたが、手術から半年たった今、一番気になっていた口元のまわりのたるみはすっかりなくなりました。年齢的にも今更たるみ取りなんて…と思いましたが、今は挑戦して本当によかったと思います。

ダウンタイムに覚悟できるなら、やる価値は大アリ!

全顔フェイスリフトをしました。術後の腫れはかなり強く出て、痛みもあり、日中は何もしたくないくらい結構つらかったです。3日目には左目が開かないくらい腫れ、4,5日目は目の周囲が黄色くなり、驚きました。でも、効果は今まで試してきた中で最高です。自分で見てもはっきりと若返ったと思いますし、周りの人たちからもうらやましがられました。ダウンタイムを覚悟できるなら、おすすめです。

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