あごのたるみの手術って何をするの?

あごのたるみ治療には、レーザーや脂肪溶解注射など外科的方法がとられます

ふくよかな女性は健康的で、幸多き印象を与えられますが、それが過ぎるとあごにも脂肪がつきフェイスラインが崩れてしまいます。加齢や悪い姿勢なども気になるあごのたるみの原因に。この悩みを効率的に解消できるのが手術です。手術の方法はさまざまにあるため、それらの施術の概要やメリットなどを確認しておきましょう。

 効果が大きい切る手術

あごのたるみが大きい場合には、大きな効果が望める切る手術がオススメです。切る手術はこめかみや髪の毛の中から、耳の前、耳の後ろ、襟足までを切り、リフトアップします。切る手術の場合、即効性が期待されるとともにあごのたるみ以外にも顔全体のたるみを解消することができるため、フェイスラインをスッキリ見せることも可能です。
ただし、切る手術は効果的にたるみを取ることができる反面、メスを入れることになるため傷跡が残るリスクもあります。医師の技術やアフターケアの内容にもよりますが、傷跡は半年も経てば目立ちにくくなるでしょう。また、手術後に腫れや内出血、ひきつれが起こったり、顔の筋肉などに影響が出たりすることも。施術を行う医師選びは慎重に行うことが大切です。
切る施術はほとんどの場合1回で効果が出ると言われています。その後1~2週間のダウンタイムがかかることを見越したうえで、プライベートのスケジュールを立てておきましょう。ただし、東洋人はリフトアップの効果が現れにくいともいわれていますので、自分のあごのたるみは切る手術方法に合っているのかどうか医師とよく検討することが大切です。

傷跡を残さずにすむ切らない手術

糸を用いる方法
メスを入れることに抵抗がある場合、切らずに糸でフェイスラインを引き上げてリフトアップをする方法があります。フェイスラインをスッキリ見せる際によく行われる施術ですが、あごのたるみにも効果的な手段です。耳の裏の硬い骨からあごの下に糸を通して引き上げることで、あごのたるみを解消します。耳の上、髪の毛の中からフェイスラインまで糸を通して引き上げることで、たるみを解消することに加えフェイスラインをスッキリ見せることも可能です。
糸でフェイスラインを引き上げる施術は、あごのたるみに悩む方だけでなく、顔のたるみが気になっている方や、術後なるべく早く日常生活に戻りたいという方にもおすすめの方法です。ダウンタイムは1週間程度。起こりうる副作用としては、腫れや内出血、ひきつれなどが考えられます。
レーザーを照射する方法
レーザーを照射し脂肪を破壊することでたるみを解消する方法です。傷跡が残らないことがメリットですが、信頼できる医師のもとで行わなかった場合やけどを負ったり、腫れてしまったりすることがあるため注意が必要です。

脂肪吸引と脂肪溶解注射

脂肪吸引
脂肪吸引は、脂肪が原因であごのたるみが発生している場合におすすめの方法です。極細のカニューレを耳たぶの裏の付け根や鼻の内側などから挿入し、余分な脂肪を吸引します。小さな傷はできるものの、ほとんど目立ちません。施術時間も30分程度と短く、1回の施術で効果が期待できます。ダウンタイムは1週間ほどです。ただ、気を付けたいのが副作用。脂肪吸引であごのたるみを解消した場合、口の動きが悪くなったり、一時的に感覚がにぶくなったり、内出血を起こすこともあります。
なお、「脂肪吸引をするとたるみが大きくなってしまうのでは?」と危惧する方もいますが、脂肪吸引をした後はゆるんだ皮膚を定着させながら引き締めていくため心配ありません。脂肪吸引を行う際には事前によく調べたうえで、安心して施術を受けられる病院を選ぶようにしましょう。
脂肪溶解注射
あごの脂肪が少ない場合は、脂肪吸引をすると皮膚が凸凹になってしまうリスクがあります。そういった方には脂肪溶解注射がおすすめです。翌日には効果を実感でき、腫れや痛みもほとんどありません。ダウンタイムが短いこともメリットです。

 原因に合わせて行おう!施術方法選びのポイント

原因によって選ぶ
あごのたるみにはさまざまな原因があるため、自分の状態に合わせた方法で施術を選ぶといいでしょう。大量に脂肪がついている場合は脂肪吸引が効果的。脂肪が少ない場合には脂肪溶解注射がよく用いられます。皮膚のたるみによってあごにたるみが出ているケースでは、メスを入れて切る手術、糸によるリフトアップ、レーザー照射などがおすすめです。
効果や目的によって選ぶ
あごのたるみを解消するには、メスを入れて余分な脂肪を取り除く方法が効果は大きいとされています。しかし、傷跡が残りやすくダウンタイムが必要なことも忘れてはいけません。切る方法に抵抗がある場合は糸によるリフトアップがいいでしょう。また、効果は切る手術ほど見込めませんが施術時間が短く、負担も少ないのがレーザー照射です。さらに、筋肉を引き締めるサーマクールなどを利用するという方法もあります。
あごのたるみを解消するには、状態や希望も考慮しながら、原因に合った方法で無理のない治療を行うようにしましょう。

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