目の下のたるみ治療
ハムラ法(下眼瞼切開法)

目の下のたるみ治療“ハムラ法”ってどんな方法?

眼窩脂肪を目の下の凹みに移動させる手術方法です。

目の下のふくらみである眼窩脂肪(がんかしぼう)が、加齢によって垂れさがることで目の下にたるみが発生しますが、その眼窩脂肪を除去するのではなく、目の下のくぼみに移動させる手術を「ハムラ法」といいます。脱脂術のみを行った場合目の下にくぼみができてしまいますが、ハムラ法は元ある脂肪を移動させるだけなので凹みの心配もいりません。くぼみがなくなることで、黒クマの解消にも効果が期待できます。

治療の際には、まつ毛下を切開します。技術のある医師が正しく切開すれば、ほとんど傷跡は残りません。

脱脂術とともにヒアルロン酸注入を施し、凹みを解消する治療法もありますが、ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていき、半年程度で効果が薄れてしまいます。その点、自らの脂肪を移動させたハムラ法では長期的な効果が期待できます。

目の下のたるみ治療・ハムラ法の気になるポイント

価格相場

30~40万円程度が相場です。

ダウンタイム

手術後の腫れは1~2週間程度続きます。まつ毛下の切開を行うため、傷跡の赤みは2~3ヶ月間程続きます。

痛み

手術を行う前に、一般的に局所麻酔を行うので術中の痛みは感じません。希望に応じて静脈麻酔を行いますが、その場合は意識がなくなるのでもちろん痛みも感じません。

効果の持続

自信の眼窩脂肪を凹み部分に移動する手術なので、一度手術を受けたら効果は半永久的に続きます。

安全性

施術中に眼球を傷つけたりといったデメリットはないものの、皮膚を切開するため、傷跡は残る可能性があります。

注意点

傷跡が残る可能性があること、2~3ヶ月は赤みが続く(個人差あり)ことは知っておきましょう。場合によっては眼瞼外反になってしまうこともあるので、医師選びは慎重に行いましょう。

目の下のたるみ治療・ハムラ法のメリットデメリット

メリット

ハムラ法のメリットは、たるみや目袋、しわを一度に改善できること。眼窩脂肪の切除を最小限に留めたうえで目の下へ脂肪を移動させるため、凹みを目立たせません。

ハムラ法は皮膚の切除と余った皮膚と筋肉を引っ張ることで皮膚にハリを出す施術。担当する医師には高い技術が求められますが、施術中の視野が広くて施術がしやすいため安全性が高い手術だと言われています。

自分の脂肪を移動させるだけなので脂肪が生着しやすく、自然な仕上がりになるのもハムラ法の特徴です。

ハムラ法以外の施術を選んで目の下の脱脂と脂肪注入を別々に行なった場合、注入した脂肪が生着するまでに時間がかかって脂肪が不安定な状態になってしまうことも。不自然な仕上がりになる可能性もあり、ハムラ法のように目の下をフラットに仕上げることはできません。

デメリット

ハムラ法は皮膚を切開しなければならないので施術に抵抗を持つ人が多いでしょう。それなりに難易度の高い施術ですので、医師の腕が無いと涙袋の形が不自然になる可能性も。移動する脂肪量を適切に見極め、丁寧に縫合できる医師と出会う必要があります。

皮膚や筋肉を切除しすぎると、「外反」と呼ばれる下まぶたがめくれてひっくり返る現象が起きやすくなるデメリットも。切る範囲を正確に調整して施術しなければ効果が出ないばかりか、外反が起こる場合もあります。

ダウンタイムも長くなりがち。術後しばらくは赤みや腫れが出てしまうので、その間は自宅での療養とケアが必要です。

目の下のたるみ治療・ハムラ法と他の施術の違いは?

経結膜脱脂法との違い

ハムラ法は適切な量の皮膚を切除できるので、ハリのある肌に仕上げられます。さらに経結膜脱脂法で対応できない小じわについても改善できるので、自然な仕上がりが期待できるでしょう。ただし、ハムラ法はダウンタイムが長くなってしまうデメリットも持っています。

経結膜脱脂法では施術後、皮膚にたるみが出る場合がありますが、肌の状態によっては十分な効果を得られる可能性が高い施術。医師と相談してどちらの施術を行なうか決めましょう。

裏ハムラ法との違い

裏ハムラ法は目の周りの膨らみや皮膚の余りが少ない方におすすめの施術です。 ハムラ法は皮膚表面からの切開が必要ですが、裏ハムラ法は結膜側からの施術。皮膚にメスが入らないのでハムラ法に比べるとダウンタイムが格段に短くなります。

ただし余分な皮膚があっても切除できないので、皮膚のハリを出すことはできません。

目の下たるみ治療「ハムラ法」の失敗について

ハムラ法での失敗とは

ハムラ法(眼窩脂肪移行術)とは、目の下にある眼窩脂肪と呼ばれる脂肪の膨らみを凹んでいる部分に移動させて、見た目を整える方法です。
下まぶたのまつ毛の目立たない場所を切開し、膨らんでいる部分を凹みの出ている場所に移動させることで、余分な皮膚を切除しながら、自然で凹凸の少ない目元に仕上げます。
目のまわりはたるみやシワなどができやすい部位なので、ボトックスを眼輪筋の上に注入することで涙袋を小さくしたり、目の下の膨らみやたるみが縮小したりする効果を期待できます。
局所麻酔や静脈麻酔を使うため痛みはほとんどなく、目の下にできてしまった膨らみと凹凸、皮膚のたるみが改善できます。
失敗例としては、凹凸が改善しきれない、膨らんだままの箇所が残ってしまうなど、医師の技術の問題によるトラブルが挙げられます。また脂肪を取りすぎたためにかえって老けて見えるようになるなど、個人差が大きく出てしまうケースもあります。

ハムラ法で失敗をした場合の修正方法について

ハムラ法で目元に違和感や見た目の問題が出てしまった場合は、脂肪注入やヒアルロン酸注入などの注入療法によって目元を自然に戻すか、膨らみが気になる部分には、再手術や別の方法による施術を施します。
皮膚の切除をしすぎてしまった場合修正が難しくなるため、出来上がった状態からさらに自然な状態に近づけるために別の治療を紹介される場合があります。
いずれも医師の技量やカウンセリングなどが左右する問題なので、クリニックのレベルを把握し、信頼のできる医師に治療を依頼することが失敗を防ぐポイントとなります。

目の下のたるみ治療・ハムラ法の体験者の声

良い先生のおかげで、ハリのある目元になりました。

娘に薦められて知り合いの先生の下で手術を受けました。最初はとても不安がありましたけど、私はやって良かったです。加齢のせいでだらりと垂れたたるみが消えて、自然な涙袋があるように見え、ハリのある目元になりました。技術がいる手術だそうで、先生との相性は大事だと思います。

傷はまだ少し残ってるけど、たるみとクマは消えました!

最初にドクターから説明はありましたが、やはり腫れは長引いたので、3ヶ月ほどメガネをかけて過ごしました。いい感じにたるみとクマがとれましたが、傷跡は少しだけ残っています。ですが目立たないのであまり気にはなりません。メイクでも隠れるレベルです。

時間とともに戻るのは不安だが、仕上がりは及第点。

目の下たるみ治療のためにハムラ法を使って手術をしました。もともとたるみが酷かったので、治療である程度改善はしましたが、逆にクマが目立ってしまい、傷口が塞がるまでに少し時間がかかったことと、思った通りの完璧な仕上がりにはならなかった点が残念です。
たるみも完全にキレイになったわけではないので、時間とともに戻ってしまうのでは?という不安もあります。トータルの評価としては75点~80点くらいです。

個人差はあると思いますが、施術部位がちょっと目立ちます。

年齢に見合わないほどの目元のたるみが気になっており、目の下たるみ治療にハムラ法という方法を使って治療を受けました。お婆さんのような顔立ちだったのですが、たるみを直接取り除いたおかげで、かなり綺麗になったと思います。
ただし傷口が目の脇に少しだけ残ってしまったので、よく見たら手術したことが分かってしまうかもしれません。個人差はあると思いますが、もう少し目立たないように切ってもらえたらよかったのにな・・・と思います。

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