目の下のたるみ治療
裏ハムラ法

目の下のたるみ治療“裏ハムラ法”ってどんな方法?

皮膚を切らず、膨らみと凹みを同時に解消できる方法です。

裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移行術)とは、下まぶたの裏側、結膜側から切開して眼窩脂肪を目の下の凹みの部分へ移行するという手術法のことです。
膨らんでいる部分から凹んでいる部分へ、膨らみの元となっている脂肪を移動させるため膨らみと凹みの両方を同時に解消することができ、目の下のたるみが原因で黒クマができてしまっている方には特に有効です。

ハムラ法は、皮膚表面からのアプローチだったので傷跡が残りやすいのですが、裏ハムラ法は結膜側からのアプローチなので皮膚表面を傷つけず、ダウンタイムが短いのが特長です。切開して傷が残ることが怖い方や、傷を化粧で隠せない男性の方、また、たるみの程度が軽い方、すぐに仕事に復帰したい方などにも選ばれることが多い治療法です。
20~40代の方は皮膚の余りがほぼないため通常のハムラ法で行うメリットはあまりなく、裏ハムラ法の方が適しています。

目の下のたるみ治療・裏ハムラ法の気になるポイント

価格相場

ハムラ法よりも若干高めで、40万円程度が相場となります。

ダウンタイム

切開術ではないため比較的ダウンタイムは短め。腫れは術後1週間程度続きます。

痛み

通常、手術前に局所麻酔をするため術中の痛みはほぼありません。希望により静脈麻酔を施す場合は、術中に意識がなくなるため痛みを感じることもありません。

効果の持続

元々あった眼窩脂肪を移動する手術なので、一度手術をしたら効果は半永久的に持続します。

安全性

表面の皮膚や筋肉をいじらないためより安全に治療をすることができます。

注意点

とても高度な手術のため、医師の経験や実績を必ず確認し、裏ハムラ法で実績豊富なクリニックを選ぶようにしましょう。また、余分な皮膚が多い方は裏ハムラ法では皮膚のたるみが解消できない場合があります。

目の下のたるみ治療・裏ハムラ法のメリット・デメリット

メリット

  • 手術あとが目立たない

    裏ハムラ法は、目の下のクマ、たるみを改善する施術です。皮膚を切らないため、表皮側から切開するハムラ法と比べると、傷あとが目立たなくて済みます。

  • 目の下のたるみ・クマの両方が解消できる

    裏ハムラ法は、たるみの原因となっている部分の脂肪を、くぼんでいる部分に移動させます。そのため、たるみとクマの両方を解消できるのです。

  • ダウンタイムが短い施術

    裏ハムラ法は下まぶたの裏側(結膜)から切開します。皮膚を切開すると1ヶ月ほどダウンタイムを見込む必要がありますが、裏ハムラ法なら平均で7~10日。ダウンタイムが短く済むのが魅力です。

デメリット

  • しわやたるみが多い人には向かない施術

    裏ハムラ法は、目の下のたるみが少ない人に向いている施術です。たるみの多い人が無理に裏ハムラ法を受けてしまうと、たるみを助長させてしまう可能性があるのです。そのため、たるみが強く出ている場合は、ハムラ法で皮膚を引き上げながらたるみを解消してもらうのが◎。

  • 術後に状態が悪化することがある

    うまく脂肪が移動できなかった場合、今の状態よりも悪化してしまうことがあります。また、目の下の膨らみの形を整えるだけで綺麗になったり、自然な涙袋の形に手を加えないほうが良かったりすることも。難易度の高い施術なので、経験が足りていない医師にお願いすると残念な結果になりやすいと言えます。

目の下のたるみ治療・裏ハムラ法と他の施術の違いは?

施術時間

裏ハムラ法は施術におよそ1時間半かかります。下まぶたの裏側(結膜)をわずかに切開して脂肪をくぼみへ移動させるため、どうしても時間がかかってしまうのです。注入系の治療の場合は長くても30分で施術が終わるので、比較的施術時間が長い施術だと言えます。

価格

下まぶたの表側を切開するハムラ法より若干高く、40~50万円が相場価格です。ボトックス注射やヒアルロン酸注入、レーザー照射による治療と比べてかなり高額になります。
費用はかかるものの、一度施術すれば効果は半永久的に持続するのが嬉しいポイントです。

ダウンタイム

皮膚を切開するハムラ法と比べると、ダウンタイムは比較的短く済みます。個人差はありますが、腫れ内出血は1週間前後を見積もっておきましょう。 また、まれに傷口から少し血が出る場合があります。目から血の涙が出ているように見えますが、一時的なものなので基本的には様子見で充分です。もし長く続くようなら医師に相談してください。

メイクは施術した翌日からOK。シャワーは当日から可能ですが、避けたほうが良いと言われています。また、裏ハムラ法は傷口を縫合しなくて済むケースが多いため、抜糸も基本的には不要です。

目の下たるみ治療・裏ハムラ法の失敗と修正方法

目の下たるみ治療・裏ハムラ法での失敗とは

目の下たるみ治療における治療方法には、「裏ハムラ法」と呼ばれる方法があります。具体的にはどのような治療方法と失敗例が考えられるのでしょうか。詳しく見ていきます。裏ハムラ法(経結膜式ハムラ法)とは、目の下にある脂肪によってできたたるみ(眼窩脂肪)を改善するための手術です。
下まぶたの裏側にある結膜側を切開し、眼窩脂肪を凹みの出ている部分に移動させる手術で、ハムラ法とは異なる位置からアプローチするため、裏ハムラ法と呼ばれています。ハムラ法に比べて傷跡が表に残らず、目立たないのが最大のメリット。皮膚の切除を行わないためダウンタイムが短く、見た目の変化も心配ありません。
皮膚の切除を行わない治療ではありますが、目元の膨らみや凹みなどが解消され、すっきりとした目元が出来あがります。失敗例としては、脂肪よりも余分な皮膚が多くたるみの程度が酷い方の場合は、裏ハムラ法で十分にたるみが解消されないケースがあります。
脂肪を取ることによって余計に老け込んだ印象になってしまい、皮膚の切除を別に行う必要などが出てくることもあります。また、ものが二重に見えるなどの神経麻痺も、まれに起きるケースがあります。

裏ハムラ法での失敗をした場合の修正方法について

目の下たるみ治療の一つである裏ハムラ法が万が一失敗してしまったら、どのような修正を施していくのか、詳しく確認していきます。裏ハムラ法で見た目が老け込んでしまった場合には、脂肪注入やヒアルロン酸注入などによって凹凸を減らすか、たるんだ皮膚を切り取る手術などを施します。
ものが二重に見える神経麻痺が出ている際には、再手術によって修正を施します。 ただしまれなケースであるため、再手術の必要はほとんどないと考えても良いかと思います。万が一状態が深刻である場合は、専門医と連携するなどして治療を行います。

目の下のたるみ治療・裏ハムラ法の体験者の声

裏ハムラをしたらたるみ解消以外にも意外な効能が!?

手術後3日間は顔がパンパンでちょっと焦りましたが、1週間くらいで腫れはすべて引きました。で、意外なメリットだったんですが、術後ちりめんじわが全くできなくなりました!体質によってどの治療法が適しているかが変わるみたいなんで、先生とじっくりお話して決めて良かったです。

思い切って手術をしたら、日常がかわりました。

脱脂術を経験し、その後裏ハムラを受けました。脱脂を受けた人は裏ハムラであまりキレイにならないとは言われましたが、私の場合はうまくいきました。ヒアルロン酸を打ち続けるのは金銭的に辛かったので、思い切って手術してよかったです。まだ涙袋周辺に違和感がありますが、これもしばらくだと思って今から仕上がりが楽しみです。

思ったより若返らなかった。

目の下たるみ治療に興味があり、皮膚のたるみを取らずに傷跡を目立たせない「裏ハムラ法」を選択しました。しかし裏ハムラ法は、皮膚あまりが多い人には不向きなようで、私も皮膚の量が多かったため、脂肪を減らしたことでかえって老けた印象になってしまいました。程度としてはあまり気にはならないのですが、すっきり若返ると思っていただけに少し残念です。これから目の下のたるんだ皮膚を除去して、もっと見た目をすっきりさせたいと思っています。

完全に改善されたわけではないので、消化不良です。

目元のアンチエイジングのため、美容外科を受診。眼窩脂肪が多いということを指摘され、裏ハムラ法という方法でたるみを除きました。50代と年齢が年齢なので、本当に若返るのか不安でしたが、おかげさまでかなり若々しい印象になりました。傷跡も目立たないので助かっていますが、たるみ自体は全部きれいに取れているとは言い切れず、消化不良な部分があります。再治療を検討していますが、本当に必要かどうか迷っているところです。

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