口元のたるみの原因は?

口元のたるみは、2大要因と、生活習慣から発生します

口周りにたるみが出来ると老けた印象になり、さらに口角が下がることで不機嫌な顔に見えてしまいます。口元のたるみはどのようにして発生してしまうのでしょうか?2大要因である「弾力成分の減少」「口輪筋の衰え」の他、たるみを引き起こしてしまう生活習慣についてご紹介します。

口元のたるみの原因には種類があった!

頬や口元がたるんでくると年齢よりも老けて見えてしまいますが、それだけでなく口角が下がり不機嫌そうな印象を与えてしまいます。できれば避けたい口元のたるみ、口元にたるみが発生してしまう原因とは、何なのでしょうか?

口元のたるみの原因は、大きく分けて2つ。
真皮層のコラーゲンやエラスチンといったお肌の弾力を作りだしている成分が、加齢が原因で徐々に失われていってしまうこと。そして、口周りの筋肉「口輪筋(こうりんきん)」が衰えることがあげられます。
口周りは、喋ったり笑ったり食べたりと、頻繁に動かす部位ですが、手足の筋肉と同じく、年齢とともに筋肉が弱くなっていきます。笑いじわのように、中には普段の動作のクセがしわになってしまうから、と無表情を心がけている方もいるようですが、実はそれは逆効果。表情筋を使わず無表情でいる時間が長いと、肌の引き上げ効果はますます低下して、たるみに拍車がかかってしまうのです。

生活習慣も口元のたるみ出現に大きく影響する

筋力の衰えや弾力成分の減少だけが口元のたるみの原因ではなく、普段何気なくしている生活習慣も原因のひとつとなります。たとえば、こんな習慣染みついてしまっていませんか?

【片方ばかりで噛む】
食事をする際、左右どちらかばかりで噛んでいる方は口元のたるみの原因となります。片方ばかりで噛んでいると口元にゆがみが生じやすいのですが、ゆがみがある方はたるみができるのも早いのです。
【頬杖をつく】
特に左右どちらかの頬を使って頬杖をするクセがある方は注意。頬杖は頬や口元にめいっぱいの力で手の平を当てる動作で、知らず知らずのうちに皮膚を引っ張ってしまっています。特に紫外線や加齢などが原因で弾力を保つ成分が失われている場合は、ダイレクトにたるみの原因となります。
【肩こり】
肩が緊張し、バランスを取るために前のめりになると、重力の影響を受けて顔がたるみやすくなります。顔のたるみを気にしている方の9割は肩こりを自覚しているとか!
【口をへの字にする】
口角を下げるクセがある方は、表情筋も下がり、口元だけでなく頬や目元の筋肉も下がり、それがたるみにつながってしまいます。人相も悪くなることで、印象的にもマイナスになってしまいますから、このクセがある方は早急に直した方がいいでしょう。
【口呼吸】
口呼吸をしている方は、なんと、頬と口元のたるみが100%出てしまうといわれています!口呼吸をしていると口が開いている状態が続くので、口周りのハリを支えている筋肉の衰えが進んでしまうのです。

自力で?医療機関で?たるむ原因別の改善法

たるみの大きな原因である口輪筋の衰えを防ぐためには、口角を上げるためのエクササイズをしたり、表情筋を意識して使ったりすることが大切です。
例えば箸を使った、こんなエクササイズを取り入れてみてはいかがでしょうか?

  1. 箸を横にして前歯でくわえ、唇をぴったりと閉じる。
  2. 上下の唇をぴったりとつけたまま唇をできるだけ横に引き、5秒間キープ。
  3. 唇を閉じたまま口角をできるだけ上げ、「にっ」と笑うようにして5秒間キープ。
  4. これを5回繰り返します。

このエクササイズは即効性が高いので、行った直後から口角が上がったことがわかるかもしれません。
しかし、表情筋を鍛えても、弾力を支えている真皮層内のコラーゲンやエラスチンが減少していては、ハリのある口元は実現できません。つまり、口元のたるみを解消するためには表情筋のケアと真皮層のケアの両方を行うことが欠かせないのです。美容成分をたっぷり含んだコスメでも、残念ながら角質層までしか届きません。専門的な技術と知識で、真皮層にまで有効成分を届けるといった医療技術に頼ることも、出来るたるみ対策のひとつ。
たるみが出来てしまうメカニズムを知り、先手先手の対策で、たるみの発生を最小限に防ぎましょう。

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