口元のたるみ手術のダウンタイムは?

切る手術と切らない手術で大きく変わります

手術後のダウンタイムの長さは、切る手術か切らない手術かで異なります。切る手術のほうが範囲も広く、深度も深いため、通常の生活に戻るまでは時間を要します。しかし、切る手術であっても、昔よりはダウンタイムもだいぶ短くなり、数日でメイクや入浴が可能な場合もあります。

切る手術のダウンタイムは1週間から数か月

切る手術では皮膚を切開するため、切らない場合に比べてダウンタイムは長くなります。
・麻酔による腫れ
切る手術では必ず麻酔を使用するため、麻酔による腫れが発生します。腫れは半日から数日で治まります。手術直後に患部を冷却すると比較的早く改善します。
・内出血
腫れよりも治癒に時間を要するのが内出血です。特に切開の範囲が広い場合、皮膚の薄い目元、頬骨の上あたりに発生することがあります。赤っぽくなり、青、黄色と時間をかけて薄くなりますが、色が濃いうちは外出を控えるか、マスクなどで隠すのがおすすめです。
・傷口の回復
切開した箇所は、1週間程で抜糸が可能です。それまでは血行が良くなると傷口がズキズキと痛んだり、出血したりする可能性があります。フェイスリフトなどの大掛かりな手術は、こめかみや耳の付け根にかけて切開するため、傷の範囲も広がります。腫れや出血は数週間で治まり、いつも通りの生活を送れますが、傷跡自体が目立たなくなるのは、約半年後といわれています。

切らない手術のダウンタイムは数日か、ない場合も

切らない手術の場合のダウンタイムは数日と短いケースが多いです。ヒアルロン酸などの注入治療は、針を刺す部分にしか負担がかからないため、内出血などは発生しません。針を刺した場所に赤い点が残る場合もありますが、数日で消えます。
皮下組織に糸を注入してたるみを改善する場合は、糸を入れる箇所が点になることに加え、糸を入れた箇所が赤くなり、顔に赤いラインが入ったようになることがあります。この場合は内出血が起きているため、治まるまでに数日かかります。
また、針を刺す際に麻酔を使用した場合は、麻酔による腫れが発生するため、腫れが引くまでに数日かかります。血行が良くなると腫れがなかなか引かないこともありますが、数日で治まります。
切らない手術では注入による点の傷と、麻酔使用による腫れがダウンタイムに関係します。切開をしない分、腫れや内出血の可能性も低いため、短い期間で通常の生活に戻ることができます。

ダウンタイム中の入浴、激しい運動は様子を見ながら

ダウンタイムでは下記の注意が必要です。
・血行を促進させるものは避ける
手術により腫れが発生した場合は、血行が良くなると腫れが治まりにくくなるため、長い時間の入浴は避けるべきです。切る手術の場合でも翌日から入浴自体は可能ですが、湯船につかったり、高温での入浴は避けましょう。また、激しい運動も血行促進につながるので控えましょう。
・メイク、洗顔での摩擦に注意
傷口をこする行為も出血を起こす可能性があるので控えましょう。洗顔やメイクも、なるべく傷口を避けて行う必要があります。
・過度なマッサージは禁物
ヒアルロン酸などの注入治療や、皮下組織に糸を注入する手術の場合、顔のマッサージも注意が必要です。ヒアルロン酸は流れやすいため、マッサージの刺激で狙った位置から動いてしまう可能性もあります。糸を入れた場合も、炎症を引き起こす可能性があります。たるみ改善手術の場合、術後は顔にツッパリ感やむくみのような症状を感じることがあります。違和感があるようなら、無理に触らないようにしましょう。
術後の傷口の取り扱いは、手術の範囲や深さにより変化しますので、担当医の指示を仰ぎましょう。

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