口元のたるみの取り失敗とリスクは?

効果が実感できない場合や後遺症をもたらす場合もあります

口元のたるみを取る手術は、切る場合でも切らない場合でも少なからずリスクが伴います。お金と時間を費やしたのに効果が実感できないものやすぐに効果がなくなってしまう場合があります。また、たるみを取るにあたって皮膚を切開する場合は、傷跡にまつわるリスクや注入物が引き起こすトラブルなども考えられます。

手術で起こりうる失敗はどんなもの?

たるみ取りのための手術でまず考えられるのが効果が実感できないというものです。手術にはいくつかの種類がありますが、切る必要がなくダウンタイムも短い手術の場合、リスクが少ない分得られる効果も少ない場合が多いです。効果が得られなかった場合、何度も施術を繰り返す必要があります。また、切る手術の場合でも、必ず効果が実感できるとは限りません。口元のたるみを改善するには頬の皮下組織に働きかけ、全体的なリフトアップを行うのが望ましいのですが、骨格により施術が難しい場合があります。皮下組織の表情筋の発達具合は人によって異なるため、一般的に期待できる効果と同じものが得られるかは不確かなのです。
また、術後に後遺症を発症する可能性もあります。半年で消えるはずの傷が残ってしまったり、注入した成分が流れ出てしまったり、皮膚の中で悪い反応を示す場合もあります。起こりうる可能性については手術前に確認しておく必要があります。

具体的な失敗例はどんなものがある?

失敗例には下記のようなものがあります。
・注入したヒアルロン酸が吸収され、効果実感ができなかった。
・ヒアルロン酸を注入する治療の場合、注入した位置とは違う場所に成分が流れてしまい、ブルドックのようになってかえってたるみを強調させてしまった。
・皮膚の中で溶ける糸を使用し、リフトアップを図ったが、予想以上に糸が早く溶けてしまい効果実感ができなかった。また、通常2年程度で溶けるはずの糸が5年経過しても残っており、糸が飛び出してきてしまった。
・金属の糸を皮膚に入れ込み、リフトアップを図ったが、金属アレルギーを起こし、炎症が起きてしまった。
・切る手術を行い、こめかみと耳の付け根を引き上げて縫合したら、もみあげが不自然になってしまった。
・切る手術で耳の付け根を切開し、引き上げたところ、耳の長さがタテに伸びて不自然になってしまった。
切る場合でも切らない場合でも失敗する可能性はあります。特に傷跡が残ったり、後遺症や合併症を引き起こす可能性があるものに関しては、十分検討してから行いましょう。

手術後のリスクについて知ろう

手術後にどのようなリスクがあるかについて、手術前に必ず確認するようにしましょう。一方でリスクを回避しすぎて、効果の実感を得られない手術にならないように注意する必要もあります。時間と費用に見合った効果を求めましょう。
また、口元のたるみを改善する手術は、切る手術と切らない手術に分けられますが、切らないからリスクが少ないというわけではありません。注入する成分や使用する器具にアレルギーがないか確認しましょう。傷跡が残る手術の場合は、どの部分にどのくらいの範囲で残るのかを確認しておきましょう。一般的にリフトアップ手術での切開は、顔まわりや耳元などの位置が多いため、髪の毛で隠すことも十分に可能ですが、範囲には注意が必要です。
効果を期待して手術をすれば、少なからずリスクを負うことになります。事前にリスクを把握し、なるべく回避することによってより満足できる結果を得られるでしょう。

目の下のたるみ・クマ治療の名クリニック 口コミ・評判総合ランキング

口元のたるみ改善Q&A 関連ページ

PAGE TOP