ほうれい線を注射で消す

ほうれい線治療の中で最も手軽な治療のひとつと言えるのが、注射によるほうれい線の治療でしょう。気になるところに注射していくだけ・即効性も期待できる治療法ですので、初めてトライする美容医療体験としても選択する人が多いのだそう。成分の種類も複数あり、用途や効果の持続期間、価格など、選択肢も広がっている治療法です。

ほうれい線に効く注射での治療ってどんな方法?

顔を老けさせる口元のしわ、ほうれい線。数ある治療法の中で、最も気軽に受けることができる治療のひとつが、注射によるほうれい線改善でしょう。たるみによって作られてしまった皮膚の段差を消すように注射をおこなうことで、ほうれい線を目立たなくしていきます。注入する成分で最もメジャーなものと言えばヒアルロン酸ですが、現在はその他にも様々なバリエーションがあり、ほうれい線の状態や希望の仕上がりイメージに合わせて選択していくことがベストです。また、永久的な治療法ではないため、たとえ失敗しても元通りに戻るからとはいえ、顔に成分を注入する施術です。つまり、医師の技術センスが治療後の結果を大きく左右する方法でもあるんです。そのため、医師の得意分野や実績は必ず調べてからカウンセリングに行きましょう。施術例を事前に見られるようであればぜひチェックを。

効果の持続性

約4ヶ月〜1年ほど

注入する内容によって、効果の持続性には違いがあります。多くは約1年未満程度ですが、中には半永久的とされるものから、3ヶ月と短いものもあります。

ダウンタイムの有無

ダウンタイムはほぼありません。

注射での治療は、基本的にダウンタイムはほぼありませんが、まれに赤くなる、むくむ、などのダウンタイムが数日発現することがあります。

費用の目安

約5千円〜20万円

これも注入する内容によって、かなりの違いがあります。治療回数によってもかかる費用は違ってきますので、説明はきちんと受けてください。

ほうれい線の注射治療 メリット・デメリット
ココがメリット!

施術時間わずか15分の気軽さ!

メスを使うような手術にどうしても抵抗がある方におすすめ。ダウンタイムも少ない上、周りの人にも気づかれにくく、10〜15分の施術時間で済みます。そのため、休みをわざわざ取らなくても、会社帰りなどにでも気軽に治療を受けることができます。

ココがデメリット…

肌に凸凹ができてしまうケースも

手軽な注射治療ですが、実は施術をおこなう医師の技術と美的センスが非常に求められる治療でもあります。施術箇所・量などが適切でないと、肌に凹凸ができてしまい改善どころか、かえってほうれい線が悪化してしまうケースも……。

ほうれい線に効く注射治療の種類

ヒアルロン酸注射

注射治療で最もスタンダードといえる方法

ヒアルロン酸の注入は、豊胸や関節炎の治療などにも取り入れられる、よく知られた治療法です。ほうれい線治療においても同様で、注射の中で最もスタンダードなメニューと言って過言ではありません。施術時間も短く、効果の即効性もあり、費用的にも比較的リーズナブルという点がメリットとして挙げられます。

ボトックス

筋肉の動きを抑制してしわを改善する

ボトックス注射は、筋肉の動きを抑制する作用があるため、しわの改善に効果があるとされています。施術時間が短く、ダウンタイムもほぼないため、気軽に受けられる治療法の一つです。ただ、近年はほうれい線治療にはあまり取り入れられておらず、提供しているクリニックも少なめ。額のしわ改善がメインとなっています。

PRP

安全性が高いと注目されている治療法

PRPは『血小板療法』と言い、自分の血液から採取した多血小板血漿を注入し、ほうれい線を改善していく治療法です。注入するものは自分の血液なので、拒否反応などの心配がなく、安全性の高い方法として人気が高まっています。異物を入れるという不安感もなく、メスを使って皮膚を切る手術でもないというメリットも持っています。

レディエッセ

古くから利用されてきたバイオセラミック

レディエッセ(カルシウムハイドロキシアパタイト剤)は、異物反応を起こさないバイオセラミックとして、古くから歯科・整形外科などで、体内に埋入する物質として使われてきました。美容外科では、おもに鼻やあごの輪郭を整えるために使われることが多い製剤ですが、近年は頬のたるみやほうれい線治療にも用いられます。

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