上まぶたのたるみは切らずに取れる?

眼瞼下垂でも、美容外科なら「切らない施術」が可能です

美容外科で上まぶたのたるみを取ることを検討すると、切開する手術方法ばかりが目につきます。しかし、顔にメスを入れることを躊躇される方は少なくありません。たるみの症状が軽度なら、まずストレッチやツボ押しなどのセルフケアでも改善が出来る場合もありますし、美容外科でも切らないで済む治療法もいくつか用意されています。

切らない目元のたるみ治療と言えば、「サーマクールアイ」

優秀なたるみ治療として有名なサーマクールは、皮膚が薄くて治療に細やかさが必要な目元の治療には適していませんでした。しかし待望の目元専用チップが完成し、晴れて目元のたるみにもサーマクールの高周波RF(ラジオ波)の照射が可能になりました。
サーマクールアイは、皮膚層内の5~35%のコラーゲン繊維が照射された高周波RF(ラジオ波)の熱により収縮して引き締まるため、即効性があります。さらに皮下脂肪にある繊維隔壁の収縮も同時に促すため、即自的なたるみ解消効果があるのです。
また、強制的に収縮したコラーゲン繊維が戻っていく過程で、新しいコラーゲンの生成が促進されます。これらの新しいコラーゲンたちが、収縮したコラーゲンと置き換わることで、目元にハリと弾力が蘇り、美肌・若返り効果が期待できます。
サーマクールアイは専用のチップで照射を行うため、切開は一切ありません。そのため傷跡がのこったり、眼球を傷つけたりする心配がないため、手術に抵抗がある方でも気軽にチャレンジできる治療法です。

美容外科では『切らない』プチ整形も花盛り

サーマクールアイ以外にも、美容外科でのまぶた治療でメスを使わずにたるみ解消・パッチリ目元をつくる手術や治療法がたくさん誕生しています。
まず、目の上のたるみのせいでまぶたが一重になっている方や、腫れぼったい目元を気にしている方が、キレイな二重まぶたを作るために利用している“切らない”改善方法が「埋没法」です。埋没法とは、二重のラインを切開して作るのではなく、糸を埋め込むことで二重のラインをつくる方法です。一点埋没や三点埋没など、たるみの状態や仕上がりの希望により適用される術式は異なります。近年では、たとえ仕上がりが気に入らなくてもやり直しが効く点やメスを使う切開法よりも気軽にトライできる点から、若い方を中心に大人気の術式です。

また「マドンナリフト」も、上のサーマクールアイで紹介した高周波に、炭酸ガスレーザーを組み合わせて同時照射することで、まぶたのたるみの改善はもちろん、目元の小じわの改善なども期待できると注目を集めています。
炭酸ガスレーザーは、ほくろやイボを削ることができるほどの威力を持つ強力なレーザーです。肌質の改善や質のよいコラーゲンを生成し、皮膚の深部からの引き締め効果をアップさせる働きが期待できます。
「ウルセラ」の場合は、上まぶた自体には照射できませんが、額に照射することで眉毛をリフトアップして上まぶたのたるみを改善することができます。
このほかにも“切らない”上まぶたのたるみを用意しているクリニックは多数ありますので、切開しなければ解決しない…、と悩むのはまだ早いですよ♪

眼瞼下垂も切らずに治療できる!

上まぶたのたるみで腫れぼったく見えるだけでなく、まぶたが下がってしまい開けづらくなっている状態を「眼瞼下垂」といいます。眼瞼下垂になってしまうと、セルフケアでは到底改善はできませんので治療が必要です。美容外科でも、眼瞼下垂は手術しか方法がないといわれていましたが、切らずに治療できる方法を用意しているクリニックもあります。
例えば裏側の結膜側からアプローチを行うことで皮下剥離を行わない方法。この方法であれば表面のまぶたや皮膚を切らずに済むため、術後の腫れもほとんどありません。
加齢などにより緩んでしまった挙筋を糸で結ぶことにより正常な状態に戻す、独自の「埋没式挙筋短縮法」という手法で切開問題を解決しているクリニックもあります(真崎クリニック)。
他にも、一重でも二重でもまぶたのラインを変えずに、筋肉のみを引き締めて目力をアップをさせる「NSLT法」と、まぶたのラインを変更して筋肉を引き締める「NILT法」という2つの切らない眼瞼下垂術を行っているクリニックもあります(東京皮膚科・形成外科)。

このようにクリニックが独自で研究・開発した切らない手法も様々あり、“絶対に切らないと治らない”ものではなくなった眼瞼下垂ですが、個々の上まぶたのたるみの状態によって、どのような治療法が最適であるかは異なりますので、まずはクリニックで専門医の診察を受け、ご自身の希望や悩みを伝えたうえで医師の判断を仰ぎましょう。

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