頬のたるみの手術って何するの?

切る手術をはじめ、糸、高周波、超音波、レーザー、注射による治療があります。

頬のたるみを解消する方法は、切開による手術だけではありません。糸によるフェイスリフト、高周波や超音波、レーザー、さらにヒアルロン酸やボツリヌストキシンなどによる治療があります。また、糸を使って皮膚にはたらきかけて肌質を改善することで頬のたるみを解消する方法もあります。

たるみを引き上げて解消!切る手術

切る手術とは、基本的には生え際の皮膚を切開し、たるみを引き上げて縫合するものです。切る深さは手術の種類によってさまざま。皮膚を切開して縫い合わせるシンプルな方法や、SMAS(スマス)と呼ばれる顔の筋膜にまでアプローチする方法、さらには糸を入れてリフトアップをする方法もあります。
より高い効果をねらうなら、SMAS筋膜から引き上げることです。皮膚を切開し引き上げるだけでは、たるみ解消の効果は薄いとされています。頬のたるみは、皮膚がゆるんでいることだけが原因ではありません。より深い部分にある皮下組織の「SMAS」がゆるんでいることも多いため、SMAS筋膜から引き上げることが必要なのです。
しかし、SMASを引き上げたとしても骨の位置は動かせないため、骨と強く結合してしまっている場合は思うような効果が得られない場合があります。そのため、骨膜下を剥離し、筋肉の可動域を広げる施術を行わなければなりません。医師の方針、技術によって、どんな手術を行うのかは異なります。よく相談して決めるといいでしょう。

高周波や超音波などを使う切らない手術

高周波(RF)や超音波などを使った照射系の治療は、細胞を活性化させコラーゲンを刺激して、肌のハリや弾力を取り戻す方法です。痛みもなくダウンタイムも少ないため、気軽に受けることができるでしょう。メスを入れることに抵抗がある人にはおすすめの方法です。加えて美肌になれるというメリットもあります。
なかでもフラクショナルレーザーは人気がある治療法のひとつです。頬のたるみの原因になるひとつは、肌のハリや弾力が失われることです。フラクショナルレーザーで肌のハリや弾力を取り戻すことによって、血行が良くなりコラーゲンも復活するため、たるみ改善だけでなく美肌効果も見込まれます。
照射系の治療法は、痛みやダウンタイムが少ないのが魅力です。皮膚の切開や注射に抵抗があるという人にとっては最適の方法ですが、一方で思ったような効果が出ないこともあります。肌がきれいになるというメリットはあるものの、根本的なたるみの改善を目指した場合には物足りないかもしれません。

頬をふっくらさせる注射系

ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸の注入は、頬にふくらみをもたせて顔の凹凸を改善する効果が期待されます。頬がこけている、しぼんでいるなどといった悩みを持つ方にぴったりの方法です。直接的なたるみ改善にはならないこともありますが、たるみによってできたほうれい線を改善することはできます。また、ヒアルロン酸はもともと人間の皮膚に存在している成分のため安全性が高く、リスクが少ないのも特長です。
ボツリヌス菌注射
ボツリヌス菌を注射することで筋肉の動きを抑制し、たるみをなくす方法です。ボツリヌス菌には神経伝達物質の一種・アセチルコリンの伝達を抑制するはたらきがあります。たるみやシワ、ほうれい線を改善するために使われる方法です。
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射とは、脂肪細胞を溶かす成分を配合した注射をすることで、気になる部分の脂肪を分解し体外に排出させる方法です。現在では脂肪溶解輪郭注射という、植物や海藻エキスを配合することによって腫れを軽減する注射もあります。

自分に適した手術の選び方

頬のたるみを改善する治療には、切る手術、照射系、注射系など多様な方法があります。しかし効果はあってもダウンタイムやリスクがあったり、抵抗なくできても思ったような効果が期待できなかったりと、それぞれメリットとデメリットがあるもの。
そのため、さまざまな頬のたるみを改善する方法のなかで、自分に合った施術を選択することは非常に重要です。効果を重要視するのか、美肌効果も期待するのか、ダウンタイムの有無を優先するのかなど、希望するポイントは人によってさまざま。優先順位を決めておくと、施術選びに役立ちます。
さらに、たるみの原因によっても適した施術は変わってきます。たとえば、加齢でコラーゲンなどが減少して肌がたるんでいる場合は赤外線や高周波を用いた照射系の施術が最適です。このあたりはクリニックの医師と相談しながら適切な方法を選ぶと良いでしょう。そのためにも、クリニックは丁寧なカウンセリングがあり、治療方法や機器の選択肢が多いところを選ぶと安心です。

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