Q.目の下のたるみの原因は?

加齢と筋肉の衰え、生活習慣が目の下のたるみをつくります

加齢とともに目立つようになっていく目の下のたるみ。その原因は筋肉の衰えや肌質などです。また、スキンケアや日常生活のなかにもたるみの原因はひそんでいます。目の下のたるみを少しでも解消できるよう、また目の下のたるみが予防できるように、たるみの原因について知っておきましょう。

老化が進むと目の下がたるむ

目の下のたるみが目立つようになる大きな原因は老化です。加齢とともに体の筋肉が落ちていくのと同様、顔の筋肉も衰えが進みます。目の周りにある眼輪筋も弱まり、退化した筋肉は脂肪となってどんどん蓄積され、支えきれなくなった皮膚がたるんでしまうのです。特に目の周りの皮膚は薄いため、たるみやすい傾向にあります。涙袋は眼輪筋でできており、涙袋が大きい人は加齢とともに目の下にたるみができやすいため注意が必要です。
加えて、年齢とともにコラーゲンやヒアルロン酸も減少していきます。これらの成分は肌のうるおいを保水する大切な役割を担っています。つまりコラーゲンやヒアルロン酸が減少することで、肌の弾力やハリは失われ、目の周りの皮膚もたるんでしまうのです。また、目の下の脂肪である眼窩脂肪は年齢とともに前に押し出され、ふくらみます。これも目の下のたるみをつくる原因です。
このような老化によるたるみは、早いうちからのケアで遅らせることができます。

年齢には関係ない!筋肉の衰えがたるみのもと

目の下のたるみは、目の周りの筋肉である眼輪筋が衰えることが原因の一つですが、顔全体の表情筋が衰えることも、目元のたるみにつながります。「衰え」と聞くと老化だけによるものだと考えられがちですが、そうともいえません。身体の筋肉が若い年代のうちから衰えてしまう人もいるように、眼輪筋も年齢に関係なく衰えてしまう場合があるのです。眼輪筋だけではなく顔の筋肉の弱化が、目の下のたるみを引き起こす原因であり、特に顔の筋肉は身体よりも動かさないことが多いため衰えも目に見えて現れやすいといえます。
表情筋には皮膚を支える役割がありますが、その表情筋が弱まってしまうと皮膚はたるみやすくなるもの。さらに顔の筋肉を使っていないと脂肪がつきやすくなり、たるみ以外の顔の悩みも出てきてしまいます。表情筋は意識して使わないとどんどん衰えが進むため、普段から無表情で、笑わない、口をあまり動かさないという方は要注意です。

こんな生活習慣もたるみの原因に…

1日中スマホばかり見ているという方や、仕事でパソコンを長時間使用しているという方は目の下がたるみやすくなります。長い時間画面を見ていると、目の周りの血行が悪くなり、肌の乾燥を引き起こすことがその要因です。また、スマホやパソコンを長時間使用しているとまばたきの回数が減ってしまいます。眼輪筋を動かさなくなるため筋肉が衰え、結果的にたるみにつながるのです。
身体を動かす習慣がない、いわゆる運動不足も目の下がたるむ原因ということを知らない方は多いのではないでしょうか。運動不足は血行不良、ひいてはむくみの原因となります。むくみは皮膚のたるみにも結び付くもの。毎日シャワーだけで湯船につからないという方も注意しましょう。
また、紫外線対策を怠っていると、目の下のたるみにつながります。紫外線は弾力やハリを保つコラーゲンやエラスチンを作り出す線維芽細胞にダメージを与えてしまうためです。ちょっと外に出るだけだからとファンデーションや日焼け止め、帽子などの対策をとらずに外出する習慣がある方は、紫外線によるダメージが蓄積されて、たるみへとつながってしまうので注意しましょう。

たるみの原因を見つけてそれに合わせた対策を!

老化によるたるみ
老化による筋肉のたるみを解消するには、眼輪筋を鍛えることです。日々のスキンケアに、眼輪筋を鍛えるエクササイズや、たるみに効くマッサージなどを取り入れてみましょう。また、アイクリームなどを使い、目の周りの保湿をしっかりするスキンケアを欠かさないことも大切です。
筋肉不足によるたるみ
無表情でいると顔の筋肉は衰えていきます。意識して顔を動かすようにしましょう。特に笑うことは表情筋を効率的に動かすことになりますので、よく笑い、よくしゃべるのがたるみ解消への近道。表情筋エクササイズなどを生活のなかに取り入れるのもおすすめです。
生活習慣によるたるみ
紫外線対策のため、ちょっとした外出でも帽子やサングラスなどを着用するようにしましょう。スマホやパソコンを長時間使用するときには、休憩をはさみ目を疲れされないようにすることを意識します。また、定期的に運動を行い、お風呂にゆっくりつかる習慣をつけて身体の血行をよくすることも心がけましょう。

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