目の下のくまって病気なの?

目の下のくまは病気の兆候かも!こんな症状には注意

睡眠をとっても疲れを解消しても目の下のくまがなくならない場合は、病気を疑ってみることが必要かもしれません。くまだけでなく、体重の激減や目の痙攣などを伴うようでしたらさらに危険!くまと関連している病気をチェックしておきましょう。

目の下のくま、病気の前兆ってホント?

睡眠不足が続いているわけでもないのに、目の下にくまができていることもあります。くまなんて大したことない、と放っておくのはちょっと危険!目の下のくまは、何らかの病気のサインである可能性もあるのです。くまが現れる病気の一例がこちらです。

【鉄分欠乏貧血】
若い方でもなりやすいのが、血行不良が原因の「青クマ」ですが、貧血や低血圧の方にできることが多く、鉄分不足の可能性があります。貧血になると血行が悪くなり、赤黒い色をした還元ヘモグロビンが停滞し、目の下にくまが発生します。
【腎臓病】
腎臓病になると全身の血流が悪くなってしまうため、腎臓病を抱えている方は目の下にくまができやすいです。目の下のくまの他、尿の色が濃かったりニオイに違和感が出たりするのが特徴です。
【バセドウ病(甲状腺機能亢進症)】
喉にある甲状腺で作られる甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気が、バセドウ病です。バセドウ病になると眼窩脂肪や眼輪筋が炎症を起こして腫れ、目の中に圧力がかかることで眼球が前にせり出してきます。目の下にふくらみができることで、黒クマができることがあります。
【うつ病】
うつ病になると、自律神経に異常が現れ、両目と口の周りが青白くなることがあります。目の周りの血流が滞ってしまい目の下にくまが現れます。

こういった病気のほか、ストレスにより全身の血のめぐりが悪くなることで目の下にくまが発生することもあります。ストレスもまた病気の原因になりうるものなので、目の下のくまが気になる場合は楽観視せず、医療機関で診察を受けることをおすすめします。

くまには種類がある!

目の下のくまには「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」「赤クマ」といった種類があります。
睡眠不足が続き、比較的若い方にも多く見られるのが「青クマ」です。青クマは血行不良が原因で起こりますが、たかがクマ、と放っておくことなかれ。ずっと青クマが出ているということは、常に体が血行不良に陥っている状態。ストレス、冷え、ホルモンバランスの乱れ、栄養不足、パソコンやスマホの使いすぎなどから青クマができることがあり、そのまま放っておくと生活習慣病に陥る可能性大。
また、「茶クマ」は色素沈着が原因ですが、もしかしたらアトピー性皮膚炎やアレルギーが原因かもしれません。目の周りのデリケートな皮膚にハウスダストや花粉が付着して炎症を起こし、色素沈着による茶クマになります。そのままですと深刻なシミになってしまう恐れがあるので、早めに医療機関で診察を受けるようにしましょう。
「黒クマ」の場合は目の下のたるみが影になっている状態ですが、加齢によって目の下がたるんできたという原因以外にも、体重が激減して皮膚がたるみ目の下にくまができている場合もあります。何かの病気で激やせしている可能性も考えれるので、くまと体重変化が現れたら要注意です。
「赤クマ」の場合は静脈・動脈両方のうっ血(血行不良)や目元のたるみが原因ですが、血行不良は冷え性の原因にもなりますし、肩こりや首こり、骨盤が歪む、月経困難症になる、悪化すると不妊症にまでつながることも十分考えられます。

こんな症状が出たら、なるべくすぐに病院へ!

目の下のくまは時に病気の兆候であることがあるのですが、バセドウ病、肝臓病、腎臓病、糖尿病の初期には、目の下にくまが現れることが多いです。青クマ、黒クマなど、くまにもタイプがありますが、中でも、目の下のくまが黒ずんだシミのようになってきたら注意!病気を疑うようにしましょう。
くまが現れるほか、目が充血したり痙攣したり、顔色が悪かったり、体重が減ってきたり、疲れが全く取れなかったりした場合は病気の可能性が高いといえます。
クマは目の疲れにより発生することが多いですが、目の疲れが溜まりすぎると眼精疲労を起こし肩凝りや視力低下を伴うことも。症状が悪化すると食欲が低下し、吐き気を感じるようになります。特に目の充血と痙攣が併発した場合は眼精疲労の可能性が高いので、症状が進まないうちに病院で診察を受けるようにしましょう。

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